Q. 進路が決まらない生徒の選択肢をどう広げればいいですか?

進路がなかなか決まらない生徒に対しては、教師が答えを与えるのではなく、まずはさまざまな進路や生き方を知る機会をつくることが大切です。

特に、実際にその進路を経験した先輩の話を聞くことで、生徒自身がこれまで知らなかった選択肢に気づくことがあります。


まずは大学や進路の選択肢を知ってもらう

高校2年生の段階では、まずさまざまな大学を調べる機会をつくることが考えられます。

例えば、次の学年の入試に向けて、新しくできる大学を調べてみる。

そうすると、「こんないろんな選択肢があるんだ」「こんなのもあるんだ」という気づきが生まれます。

進路が決まっていない生徒にとっては、そもそも自分がどのような選択肢を持っているのかを知らないこともあります。

そのため、早い段階からさまざまな大学や進路を知り、自分の選択肢を広げておくことが大切です。


先輩の話を聞く

進路の選択肢を広げるには、実際にその進路を経験した先輩の話を聞く機会をつくることが効果的です。

例えば、地元から東京に進学した先輩に話してもらう。

「出てよかった」「出ないほうがよかった」など、率直な意見を聞くことで、地元から出るという選択肢に気づくきっかけになります。

教師が話しても伝わらないことが、卒業生が話すと生徒が動き出すこともあります。誰が伝えるかによって受け止め方は変わるため、卒業生など身近な存在から実体験を語ってもらうことも大切です。

進路が決まっていないことを焦るのではなく、さまざまな選択肢に触れる機会をつくり、その中から自分が興味を持てるものを見つけてもらう。

そうした経験を積み重ねることが、進路選択の第一歩になるのではないでしょうか。