高校2年生になると、一つ上の先輩がいよいよ受験モードに入り、自分の大学受験について考え始める方も多いのではないでしょうか。


「そろそろ受験勉強を始めた方が良いのかな」「何から手をつければいいんだろう」と不安に思い始める頃かもしれません。


そこで今回は、大学受験を見据えて今からやっておいた方が良いことや、理想のスケジュールをご紹介します。勉強計画を立てるのに参考にしてみてください。

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高2から受験勉強を始めても間に合う?

高校2年生の時期から本格的に受験勉強を始めれば、難関大学も十分に狙えます。

多くの受験生が高校3年生から本格的に取り組むため、高2のうちに英語や数学などの基礎固めを終えて苦手科目も克服しておけば、大きくリードできるでしょう。


また、早い段階から毎日机に向かう習慣を身につけておくことで、高3以降も無理なく学習量を増やせます。

そのためにも、まずは行きたい大学を早めにイメージし、そこから逆算して今日やるべきことを一つずつ進めていくことが大切です。

高2のうちにやるべき受験勉強や入試対策

大学受験においてやるべきことは多岐に渡ります。しかし、土台にあるのは日々の授業と学習習慣です。どのように計画を立てて、学習すべきか見ていきましょう。

  • 志望する大学・学部を絞る
  • 英語と数学の基礎固めを終わらせる
  • 苦手科目を克服する
  • 授業を真面目に受けて復習もしっかり行う
  • 模試を受けて自分の学力を把握する
  • 長時間机に向かう耐性をつける
  • スキマ時間を活用して勉強する癖をつける

志望する大学・学部を絞る

まずは、志望校をできるだけ早い段階で決め、合格までに必要なことを逆算して計画を立てましょう。

志望校が決まれば、必要な受験科目や配点などを把握できるため、今の自分との実力差やこれから取り組むべき対策も明確になります。

また、入試方式によって対策内容やスケジュールも変わるため、早めに募集要項などを確認しておくのがおすすめです。


さらに、学びたい学問分野が明確になることで、受験勉強へのモチベーションも保ちやすくなります。

まずは複数の大学を比較しながら、自分に合った進路をしっかり考えていきましょう。

この画像はイメージです。生成AIを使用しています。


▶︎進路が決まらない高2がやるべきこと!高校卒業後の選択肢まとめ

英語と数学の基礎固めを終わらせる

高校2年生では、文理を問わず重要かつ習得に時間のかかる英語と数学の基礎を最優先で固めましょう。


英語は高2のうちに単語帳1冊と英文法の基本をマスターし、数学は青チャートなどの参考書を活用して、公式や典型解法を完璧にします。


主要2教科の基礎を早めに完成させておくと、高3になってから理社や応用問題の対策に十分な時間を割けるようになります。

苦手科目を克服する

高校3年生になると、応用問題や過去問演習が中心となり、基礎の復習に十分な時間を割く余裕がなくなります。


そのため、苦手科目はわからない部分をそのままにせず、教科書レベルまで立ち返って一つずつ解消しましょう。高2のうちに完全克服するのが理想です。


得意科目はもともとの点数が高いため、伸ばせても5〜10点程度にとどまりがちです。苦手科目の場合、対策次第で15〜20点以上の大きな得点アップが期待できます。

また、苦手科目を早期に克服しておけば、高3で全体の偏差値が伸び悩むリスクも抑えられます。

授業を真面目に受けて復習もしっかり行う

受験勉強のベースとなるのは、日々の学校の授業です。

授業をしっかり聞いてその場で内容を理解しておけば、自習や予備校での負担を大きく減らせます。

授業で学んだことは、その日のうちに、遅くとも週末には必ず復習して知識として定着させましょう。

また、授業内容をきちんと理解しておけば、定期テストで高得点を狙いやすくなります。テストの成績が上がれば、推薦入試で重要になる評定平均を引き上げることにもつながります。

授業中に分からなかった部分はそのままにせず、教科書や参考書で確認する習慣を身につけることも大切です。

模試を受けて自分の学力を把握する

学校や塾で実施される模試は定期的に受験し、全国で自分がどのくらいの位置にいるのか、現在の実力を客観的に把握しましょう。

偏差値や志望校判定の結果に一喜一憂するのではなく、どの問題を間違えたのか、なぜ解けなかったのかを徹底的に分析することが重要です。


模試は、受けた後の復習にこそ価値があります。解けなかった問題や知識が抜けていた部分を洗い出し、早めに復習して弱点を潰しておきましょう。


間違えた問題は解き直して、次に同じミスをしないように対策できれば、少しずつできる問題は増えていくはずです。

長時間机に向かう耐性をつける

高校3年生になると、1日10時間近く勉強することもあります。そのため、高校2年生のうちから長時間の勉強に耐えられる体力をつけておきましょう。

いきなり長時間勉強するのは難しいので、まずは毎日2〜3時間、集中して机に向かう習慣をつけることが大切です。


最初は無理のない時間からスタートし、慣れてきたら徐々に勉強時間を増やしていくのがおすすめです。

睡眠や休憩もしっかり確保しながら勉強のリズムを作っておけば、高3になってからも無理なく長時間の勉強を続けられるようになります。

スキマ時間を活用して勉強する癖をつける

通学中の電車やバスの中、休み時間、お風呂上がりなど、日常生活のスキマ時間を有効活用しましょう。


英単語の暗記や一問一答などの短時間で取り組める勉強を決めておくと、無理なく学習量を増やせます。

「10分×6回=1時間」と考え、日常のちょっとした空き時間を少しずつ勉強に充てていくのがポイントです。


また、スキマ時間に暗記などの基礎固めを済ませておけば、まとまった時間ができたときに、問題演習に多くの時間を割けるようになります。

これを毎日続けるだけで、結果としてかなりの学習時間を確保できるようになります。

この画像はイメージです。生成AIを使用しています。

【時期別】高2から始める!受験勉強の理想スケジュール

では、具体的に高校2年生の1年間をどのように過ごすと良いか、理想のスケジュールもご紹介します。

  • 4月〜6月|勉強する習慣をつける
  • 7月〜8月|基礎固めをしつつ苦手科目を克服する
  • 9月〜12月|模試を受けて志望校の方向性を固める
  • 1月〜3月|高3に向けて準備を始める

4月〜6月|勉強する習慣をつける

高校2年生のスタート期は、まず毎日机に向かうことを第一の目標にしましょう。

朝の30分や帰宅後の1時間など、決まった時間に勉強するように生活に組み込むことで、自然と学習する習慣が身につきます。

最初から大量の課題を設定するのではなく、英単語の暗記など取り組みやすいことから始めるのがポイントです。

また、部活動や学校行事と両立しながら、勉強し続けられるように生活リズムも整えましょう。

慣れてきたら少しずつ学習時間を増やし、自分に合った勉強ペースを確立していくことが大切です。

7月〜8月|基礎固めをしつつ苦手科目を克服する

高校2年生の夏休みは、まとまった時間が取れる絶好のタイミングです。この時期を活用して、まずはしっかり基礎を固めましょう。

英語や数学は高校1年生の範囲を総復習し、理解が曖昧な単元や基礎が抜け落ちている箇所を丁寧にやり直します。


また、苦手科目を放置せず、夏休みのあいだに集中的に対策して苦手意識をなくしておくことも大切です。

毎日決まった時間に自習室へ行くなど、規則正しい生活リズムを崩さないよう意識して過ごしましょう。

予定が合えば大学のオープンキャンパスに行ってみるのもおすすめです。

この画像はイメージです。生成AIを使用しています。

9月〜12月|模試を受けて志望校の方向性を固める

高校2年生の秋は、受験を具体的に意識し始める重要な時期です。秋に実施される模試を積極的に受験し、現在の自分の位置をしっかり把握しましょう。

模試の結果をもとに、第一志望校や学びたい学部の候補を固めることも大切です。

候補がある程度まで絞れたら、大学ごとの受験科目や配点比率を調べ、対策すべき教科に優先順位をつけましょう。

毎日の勉強については、教科書レベルの基礎固めを引き続き行いながら、少しずつ入試問題を意識した演習を取り入れるのがおすすめです。

1月〜3月|高3に向けて準備を始める

高校2年生の冬は「高3の0学期」とも呼ばれる重要な時期です。
高3生と同じ意識を持って勉強に向き合い、英語・数学の基礎をしっかり完成させて、応用問題や実戦演習へ進める状態を目指しましょう。

学習の進み具合によっては「同日模試」を受けてみるのもおすすめです。1年後に到達すべきレベルを把握することができます。

さらに、文系は社会、理系は理科の先取りを始めておくと、高3になってから余裕を持って演習に時間を割けるようになります。

また、春休みに向けて志望校の入試科目や今の学力を整理し、学校の先生や塾の講師と相談しながら具体的な計画も立てておきましょう。

進路が決まっていなくても最低限やっておきたいこと

まだ志望校や進路が決まっておらず、受験計画を立てられない方もいることでしょう。選択肢をできるだけ多く残しておくために、最低限やっておきたいことを4つ紹介します。

  • 定期テストに力を入れて評定平均を上げておく
  • 英語と数学の勉強だけはコツコツ続ける
  • 遅刻や早退をなくして出席日数を確保する
  • 親と大学進学について話しておく

定期テストに力を入れて評定平均を上げておく

指定校推薦や公募制推薦、総合型選抜はもちろん、就職の選考においても「評定平均」は重要な評価基準になります。

評定平均は高校1年生から高校3年生の1学期までの成績をもとに算出されるため、高2のすべての定期テストが評定に大きく影響します。


仮に現在の評定が低くても、高2から本気で対策すれば平均値を大きく引き上げることも可能なため、どのテストにも全力で臨みましょう。

進路を決めた後に「評定が足りず、推薦で出願できない」などと後悔しないためにも、テスト対策はもちろん、日頃の提出物や授業態度も意識することが大切です。

英語と数学の勉強だけはコツコツ続ける

どのような進路を選ぶ場合でも、配点が高い英語と数学は最優先で対策しておいて損はありません。

英語については、英単語や基本文法のインプットを日常的に続け、基礎的な英語力を着実に高めていくことが大切です。。

また、理系だけでなく文系の一部学部でも必要となる数学については、公式を完璧にして基本的な計算力も鍛えておきましょう。

この2教科をしっかり固めておくことで、途中で志望理由や選択科目が変わっても、進路の幅を狭めずに済みます。

遅刻や早退をなくして出席日数を確保する

推薦入試を少しでも考えているなら、高校2年生のうちから欠席日数にも注意しておくことが大切です。

特に学校推薦型選抜や総合型選抜では、欠席数が多すぎると不合格の直接的な原因になってしまうことがあるためです。

日頃から十分な睡眠や食事などの体調管理を徹底し、無遅刻・無欠席に近い状態を目指しましょう。

書類審査の段階で大学や就職先にマイナスの印象を持たれないよう、学業だけでなく学校生活全体を整えることが大切です。

なお、やむを得ない事情による欠席については、無理をする必要はありません。心配な場合は早めに学校へ相談しておくと安心です。

この画像はイメージです。生成AIを使用しています。

親と大学進学について話しておく

高校2年生のうちに、進路やお金のことについて保護者と具体的に話しておくことが大切です。

大学の学費はもちろん、受験料や教材費、一人暮らしをする場合の家賃・生活費なども含めて、ご家庭で出せる予算の上限や奨学金を検討する必要があるかを確認しておきましょう。


また、地元の大学への進学を希望しているのか、県外への進学を認めてもらえるのかなど、保護者の希望も確認しておく必要があります。

学費や生活費を出してもらう場合は感謝の気持ちを忘れず、もし自分でアルバイトなどをして賄う部分があるなら、無理のない計画が立てられるか事前に試算しておきましょう。

高2の受験勉強に関するよくある質問

最後によくある質問をまとめます。自分と同じ疑問や不安を抱えている人がいるかもしれません。

1、理想の勉強時間はどのくらい?

回答:高校2年生の平日は、2〜3時間程度の勉強時間を一つの目安にしましょう。


休日は少し多めに3〜4時間程度を確保し、一定のペースで継続することが大切です。

最初から長時間の勉強を目指すより、まずは毎日決まった時間に勉強を始める習慣を身につけるほうが無理なく続けやすいです。


疲れている日は短時間だけでも勉強を続け、1週間全体で目標の勉強時間をクリアする意識を持ちましょう。

毎日机に向かうことを継続していけば、長時間の勉強にも適応できるようになっていきます。

2、高2から受験勉強を始めても国公立を目指せる?

回答:高2の段階からしっかりと準備を進めていけば、国公立大学への合格は十分に目指せます。


ただ、国公立大学は受験科目が多いため、早期から複数科目を並行して対策することが重要です。

特に高2では配点の高い英語と数学の基礎を完成させ、高3で理科・社会に十分な時間を割ける状態を目指しましょう。


また、時間に余裕のある高2のうちから共通テストの過去問レベルを意識し、基礎事項を着実に固めておくことが合格への鍵となります。

限られた時間を上手く使えるように、入試から逆算して学習計画を立てましょう。

3、文系・理系がすべきこととは?

回答:文系は英語、理系は数学を最優先で固めながら、専門科目の対策を少しずつ始めましょう。


文系は英語の配点が高い大学が多いため、まずは英単語・英文法を徹底的に固めるのがおすすめです。国語も古文・漢文など分野ごとに計画的に対策を進めましょう。

加えて、社会は通史の予習・インプットを少しずつ始めておくと、高3から演習に時間を割けるようになります。


理系は数学の土台を固め、典型問題を確実に解けるようにしながら、必要に応じて数Ⅲの先取りも検討しましょう。

さらに、理科の基礎講義を一通り進めておけば、高3から演習に多くの時間を充てられます。

まとめ|高2の今からできることから少しずつ始めよう

いかがでしたか。受験勉強も最初から応用問題を解くのではなく、授業で習った基礎から積み上げていくことが大切になります。

まずは日頃の授業を真面目に取り組み、少しずつ自分で学習する時間を増やしていきましょう。


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